更北有線放送で放送された「みんなで進める健康づくり」の番組内容をご紹介しています。
月に一回、健康診断やがん検診・がん予防について、食生活や運動による健康づくりについてお伝えしています。
8月放送「高尿酸血症・痛風について」 《写真》土屋圭世保健師(左側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(右側)
高尿酸血症・痛風の原因は、体の中に尿酸が多く溜まってしまうことです。体の中に尿酸が溜まりすぎてしまうと、余分な尿酸は結晶になります。この結晶はとがった形をしているので、関節で炎症を起こして腫れや痛みを引き起こします。検査の報告書には「尿酸値」、「血清尿酸値」などと表示されていて、基準値は7.0mg/dl以下とされています。これを超えると、血液中に尿酸が解けきることができず、結晶化が始まると言われています。もし尿酸値が高かったら、食事、運動など生活習慣を見直してみましょう。まずは、適正体重を維持しましょう。肥満の人ほど尿酸値が高い傾向があると言われてます。食事、運動のバランスをとり、体重が増え過ぎないようにしましょう。
詳しくは音源をお聞きください。
◆おすすめレシピ
「なすたっぷりキーマカレー」
≪材料 2人分≫
なす 2本
たまねぎ 1/2個
トマト 1個
鶏ひき肉 150g
オリーブオイル 大さじ1と1/2
しょうが 10g
カレー粉 大さじ1と1/2
塩 少々
ごはん 適量
≪作り方≫
1. なすはヘタを取り、皮付きのまま1cm角に切り、オリーブオイルと和えておきます。玉ねぎ、しょうがはみじん切りにします。トマトは1cm角に切ります。トマトの皮が気になる方は皮をむいてから切ってください。
2. フライパンにオリーブオイルで和えたナス、玉ねぎ、鶏ひき肉、しょうがを入れて、よく炒めます。3. ひき肉の色が変わってきて、野菜もしんなりしてきたら、トマトを加えて炒めます。
4. カレー粉を入れ、塩で味を調えます。
5. 器にごはんを盛って、カレーを添えて完成です。
5月放送「体重や血圧測定を習慣にしましょう」 《写真》北村美貴保健師(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
今の健康状態を把握するための指標の一つとして体重測定があります。健康を維持していく上でやせすぎも太りすぎもよくありません。20歳の時と比べて10kg以上増えている人は糖尿病や高血圧症などの生活習慣病のリスクが高くなるといわれています。体重測定は毎日同じ条件で測定していただくのがポイントです。できれば体重計は50g、100g単位で測定できるものを準備していただき、測定した体重は記録しておきましょう。
血圧測定ですが、朝と夜の2回測っていただくことが理想です。朝起きて1時間以内で、排尿後5分ほど安静にした後に測定してみましょう。夜は就寝前に5分程度安静にしていただいてから測定しましょう。血圧が気になる方や高い方は、記録をつけて医療機関を受診するようにしてください。
詳しくは音源をお聴きください。
◆おすすめレシピ
「春キャベツのスコップコロッケ」
≪材料2人分≫
春キャベツ 1/8個
じゃがいも 2個
合いびき肉 100g
シュレッドチーズ 20g
中濃ソース 小さじ1
塩コショウ 少々
オリーブオイル 小さじ1
パン粉 1/2カップ
パルメザンチーズ 小さじ2
にんにくのみじん切り 小さじ1
サラダ油 適量
≪作り方≫
1 春キャベツはさっと洗い、耐熱皿にのせラップをして600wの電子レンジで1分ほど加熱する。粗熱が取れたら粗いみじん切りにし、水分をしっかり切っておく。じゃがいもも皮ごときれいに水洗いし、濡れたままラップで包み、600wの電子レンジで2~3分加熱し、ひっくり返しさらに2~3分加熱する。竹串がスッと刺したら取り出し、熱い間に包みながら皮をむき、マッシャ―でつぶす。
2 フライパンでサラダ油を熱し、合いびき肉をポロポロになるまで炒め、塩コショウで味を整える。
3 じゃがいもに春キャベツ、合いびき肉、シュレッドチーズ、ソースを加えて混ぜ、塩コショウで味をととのえる。
4 フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で加熱し、にんにくの香りがたったらパン粉を加えて焦げないように気を付けてきつね色になるまで炒め、火を止めたらパルメザンチーズを入れて混ぜ合わせておく。
5 耐熱容器にサラダ油を薄く塗って混ぜ合わせたじゃがいも・春キャベツを入れ、炒めたパン粉をのせて200度に予熱しておいたオーブンで5分程度加熱する。
6 焼けたら、容器から大きめのスプーン等ですくって盛り分けて出来上がり。
4月放送「健診から始まる健康づくり 年に一度は健診を受けましょう」 《写真》 伊藤茉生保健師(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
今回は[年一度は健診を受けましょう」というテーマです。健診は病気を早期に発見するためにも、毎年受診することが重要です。また健診結果が届いたら結果をしっかり確認することも大切です。精密検査や再検査の項目があるようであれば、早めに受診しましょう。健診結果は食事の摂り方、身体の動かし方など普段の生活と密接に関係しています。健診を受けたら普段の生活習慣を見直すことも習慣にしましょう。
◆おすすめレシピ
「豆苗の中華風スープ」
≪材料2人分≫
豆苗 100g
春雨(乾燥) 20g
卵 2個
にんじん 1/3本
しいたけ 2枚
水 300cc
顆粒鶏がらスープの素 小さじ2
しょうゆ 小さじ1
塩コショウ 少々
ごま油 小さじ1
≪作り方≫
1.豆苗は根元を落として洗い、3等分の長さに切ります。
にんじんは短冊切りに、しいたけは石附をとって薄切りにします。卵は器に割りほぐしておきます。
2.鍋に水を入れ、にんじん、しいたけを茹で、沸騰してきたら春雨を入れてほぐしながら茹でます。
3.春雨が柔らかくなってきたら、鶏がらスープの素、しょうゆ、塩コショウで味を調えます。
4.そこへ、豆苗を加え、割りほぐしておいた卵を沸騰しているところへ回し入れます。
5.卵が浮いてきたら、ごま油を加え軽く混ぜます。
6.器に盛り付けて完成です。
「女性の疾病やがんについて」 《写真》吉澤舞看護師(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
今回は、「女性の疾病やがんについて」というテーマでお話させていただきます。
女性のがんといいますと、乳がんや、子宮がんなどのがんが思い浮かぶかと思いますが、がんといっても高齢の方だけがなるものではなく、現代では若年層での女性のがんの発症も増えてきており、メディア等でも注目されてきています。中でも、今回は子宮がんについてお話していきます。女性がかかるがんのうち、子宮がんは乳がんに次いで多く、20歳代から40歳代で発症するケースが増加しています。自覚症状はほとんどなく、症状が現れる頃には病状が進行していることが少なくありません。しかし、定期的な検診を受けることによって、子宮頸がんは、発症する前に発見でき、また、治療できる病気でもあります。早期発見により、子宮を温存することも可能です。そのため子宮を温存するためにも、早期発見にはがん検診がとても重要となってきます。
詳しくは音源をお聞き下さい。
◆おすすめレシピ
「鯖缶チリソース」
≪材料2人分≫
鯖水煮缶 1缶(150~170g)
片栗粉 大さじ3
ごま油 大さじ1
生姜みじんぎり 大さじ1
にんにくみじんぎり 大さじ1
ピーマン 2個
ねぎ 5cm分
ケチャップ 大さじ3
砂糖 大さじ2
酒 大さじ2
豆板醤 大さじ1弱
(お好みで)
≪作り方≫
1 鯖缶は汁を除き、ほぐれないように気を付けて缶から取り出し、大きければ半分に切り、一口大にします。
2 ピーマンは千切りにし、長ねぎは白髪ねぎにします。
3 ビニール袋に鯖と片栗粉を入れて鯖全体に片栗粉をまぶします。
4 フライパンにごま油を熱し、鯖の両面に焦げ目をつけるように焼き、別のお皿に取り分けておきます。
5 ケチャップ、砂糖、酒、豆板醤はあらかじめ混ぜておきます。辛みが苦手な方は豆板醤は入れなくても構いません。
6 フライパンに小さじ1杯程度ごま油を入れ、にんにくとしょうがを弱火で炒めます。にんにく、しょうがの香りがたってきたら、先ほど焼いた鯖、混ぜ合わせた調味料、ピーマンを入れ、木べらで鯖が崩れないようにしながら、タレと鯖、ピーマンを混ぜ合わせます。
7 器に盛り付けて、最後に白髪ねぎを飾って完成です。
「胃がんについて」 《写真》下田裕一診療放射線技師(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
胃がんとは、胃の壁、粘膜と言いますがそこにできる悪性の腫瘍のことを言います。放っておけば、胃の壁の深いところまで広がっていき、やがては死亡してしまう病気です。胃がんは、早い段階で自覚症状が出ることは少なく、かなり進行していても無症状の場合がありますので、ご自身では気が付きにくいという特徴があります。ですが、定期的に胃がん検診を受けていただくことで、早期に発見し治療により治癒が可能な病気でもあります。がんが早期で発見された場合と、進行した状態で発見された場合では、治療後の生存率に大きな差が出ます。「自分は健康」だと思っている間に検診を受けていただき、自覚症状が出る前の早い段階でがんを発見することが、生存率をあげる大きなポイントになります。
詳しくは音源をお聞きください。
◆おすすめレシピ
「春菊のベーコンドレッシングサラダ」
≪材料2人分≫
春菊 100g
れんこん 50g
ラディッシュ 2個
ベーコン 2枚
しょうゆ 小さじ2
バルサミコ酢 小さじ2
(酢や黒酢でも可)
砂糖 小さじ1/2
黒こしょう 少々
≪作り方≫
1 春菊は葉を摘んで冷水に放ち、水気を切ります。茎はさっと塩茹でし、冷水にとり細かく切ります。
2 れんこんは皮をむき、半月に切り酢水につけておきます。ラディッシュは洗い、薄切りにします。ベーコンは1cm幅に切ります。
3 しょうゆ、バルサミコ酢、砂糖は混ぜ合わせておきます。
4 春菊とラディッシュは器に盛り付けておきます。
5 フライパンを熱し、ベーコンとれんこんを弱火で炒めます。
6 ベーコンがカリカリになり、レンコンにも焼き色が付き火が通ったら、混ぜ合わせた調味料を入れ、ひと煮立ちさせます。熱々のまま先ほど盛り付けた春菊に回しかけます。
7 最後に黒こしょうをふり、完成です。
「乳がんについて」 《写真》長川絢子臨床検査技師(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
今回は「乳がんについて」というテーマでお話します。
乳がんは女性のがんのうち1番多く、11人に1人がなると言われています。乳がんは30代後半から増加し始め、40代後半から50代前半にピークを迎えます。乳がん発症には女性ホルモンのエストロゲンが関係しています。食生活の欧米化による栄養状態の向上などで初潮の時期が早く閉経の遅い人の増加、女性の社会進出の増加によって、妊娠・出産の減少などで、女性ホルモンの影響を受ける時間が長くなったことが乳がんの増加している原因と言われています。
乳がんは早期発見により適切な治療を行えば良好な結果が期待できます。早期発見のために重要な乳がん検診、自己検診についてもお話します。
詳しくは音源をお聞き下さい。
◆おすすめレシピ
「ヘルシーりんごクッキー」
≪材料20枚分≫
ホットケーキミックス 150g
木綿豆腐 50g
りんご 1/2個
はちみつ 大さじ1
バニラエッセンス 適宜
くるみ 30g
≪作り方≫
1 りんごは皮をむき、1cm四方の薄切りにします。耐熱容器にりんごとはちみつを入れ、ラップをしてレンジで2分程加熱します。
2 くるみはお好みの大きさに切ります。
3 ボールに豆腐とホットケーキミックスを入れて、スプーンで豆腐をつぶしながら混ぜます。
4 レンジであたためたりんごとはちみつ、バニラエッセンス、くるみを加えて粉っぽさが無くなるまで混ぜ合わせます。
5 生地を20等分にし、薄めの丸い形に整えてクッキングシートに並べます。
6 オーブンを170度に予熱した後、約30分程焼きます。中まで火が通り、こんがりと焼き色が付いたら完成です。
「肺がん・結核について」 《写真》宮澤晶子診療放射線技師(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
「結核」とは感染症の一種で、結核菌が体の中に入り増殖することによって起こる病気です。日本では結核の8割が肺結核です。肺結核は、肺の内部で増殖し、炎症が起こります。続いて肺が破壊されていき、呼吸機能が低下していく病気です。初期症状はかぜに似ていますが、せき、たん、微熱などの症状が長く続くのが特徴です。
次に「肺がん」ですが、肺の気管、気管支、肺胞の一部の細胞が何らかの原因でがん化したものです。肺がんは進行するにつれて周りの組織を破壊しながら増殖し、血液やリンパの流れに乗って広がっていき、他の臓器に転移していきます。肺がん特有の初期症状はなく、咳や痰など風邪の症状と似ています。とくに早期がんでは無症状の場合が多いので、全体のがんの中で肺がんの罹患数は3位ですが、がんによる死亡数は肺がんがトップとなっています。
詳しくは音源をお聞きください。
◆おすすめレシピ
「鮭とかぼちゃの和風グラタン」
≪材料2人分≫
生鮭 2切れ
めんつゆ(下味用) 小さじ1
かぼちゃ 80g
ブロッコリー 80g
しめじ 1/2パック
バター 10g
めんつゆ 小さじ1
牛乳 1/2カップ
小麦粉 大さじ2
ピザ用チーズ 適宜
こしょう 少々
≪作り方≫
1 鮭を4等分に切り、めんつゆをかけて5分ほど置き、下味をつけます。
2 かぼちゃは皮をむき、7~8mmの薄さの食べやすい大きさに切ります。耐熱皿に移しラップをかけ電子レンジで3分ほど加熱し、火を通します。
3 ブロッコリーは小房に分け、しめじは石づきを取ります。
4 フライパンにバターをしいてから中火にかけ、鮭を両面焼いた後、ブロッコリーを入れて蓋をして、焦げないように気を付けて蒸し焼きにします。
5 鮭に火が通ったら、しめじ、かぼちゃを加えます。
6 全てに火が通ったら、めんつゆ、あらかじめ牛乳と小麦粉をといたもの、こしょうを加え、とろみが出るまで加熱しながら、木べらで静かに混ぜます。
7 とろみがついたら火を止めて、耐熱皿に移します。
8 具材の上にチーズをのせてトースターで5分程度、チーズが溶けて焦げ目がつくまで焼きます。
「お口の健康と糖尿病」 《写真》小出浩貴医師(左側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(右側)
お口の健康と糖尿病の間には、様々な関係がある事がわかっています。
とりわけ歯周病と糖尿病には密接な関係があります。
何十年も前から、「糖尿病があると歯茎が悪くなるから気を付けろ」と言う事はよく言われ、糖尿病が原因で歯周病が進むとものと考えられていました。
しかしながら、近年では「歯周病が全身の病気に影響を与えている」と言う事もどんどん分かってきており、その中で歯周病が糖尿病を悪化させるという逆のメカニズムも解明されつつあります。
詳しくは音源をお聞きください。
◆おすすめレシピ
「長芋とこんにゃくの甘辛炒め」
≪材料2人分≫
長芋 10cm程度
こんにゃく 一枚(130g)
いんげん 20g
ごま油 小さじ2
しょうゆ 小さじ2
みりん 小さじ2
めんつゆ 小さじ2
かつお節 適宜
≪作り方≫
1 こんにゃくは食べやすい大きさにちぎります。沸騰したお湯に、こんにゃくを入れて1分茹で、あく抜きをします。
2 長芋は皮をむき、1cm幅の輪切りにします。いんげんは筋を取り、4cm程の長さに切り揃えます。
3 熱したフライパンに、ごま油を入れ、長芋、こんにゃくを入れ、長芋の両面に焦げ目を少しつけるようにしながら炒めます。
4 しょうゆ、みりん、めんつゆ、いんげんを加え、全ての材料に火が通るまでよく炒めます。
5 火を止めて、最後にかつお節を加えて混ぜ合わせます。
6 器に盛付けて完成です。
「糖尿病を予防する運動について」 《写真》瀬戸山聖子 健康運動指導士(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
糖尿病についてですが、食べ過ぎ、運動不足、肥満、ストレスや加齢などによって血糖値を下げる「インスリン」というホルモンがうまく分泌されなかったり、分泌されていても血糖値が下がりにくい病気です。糖尿病を予防するのにどれだけ運動が大切か。効果的な運動の種類や頻度また運動するタイミングなどをお伝えしています。
健康寿命を延ばすためにも、日ごろからの運動や身体活動が大事になってきます。
詳しくは音源をお聞き下さい。
◆おすすめレシピ
「高野豆腐餃子」
≪材料25個分≫
高野豆腐 1枚
にら 15g
ごぼう 25g
キャベツ 65g
にんにく 適宜
生姜 適宜
片栗粉 大さじ2~3
しょう油 大さじ1/2
塩 少々
こしょう 少々
ごま油 小さじ1/2
ぎょうざの皮 25枚
炒め油 適量
≪作り方≫
1 高野豆腐は水で戻した後、しっかりと水気を絞ります。ごぼうは皮をむき、ごぼうは水にしばらくつけておきます。
2 高野豆腐、にら、ごぼう、キャベツをみじん切りにします。
3 にんにくと生姜はすりおろします。
4 みじん切りにした高野豆腐と野菜に片栗粉、しょうゆ、塩、こしょう、ごま油の全ての調味料を加えて、よく混ぜ合わせます。
5 餃子の皮に具を包みます。熱したフライパンに油をひいて、餃子を並べます。100cc程の水を加え、蓋をして中火で4分程蒸し焼きにします。蓋をとり、水分がなくなるまで炒めます。お好みでごま油をまわしかけます。
6 器に盛りつけて完成です。
「糖尿病について」 《写真》 高木美和看護師(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
糖尿病は、慢性的な食べ過ぎ、過度の飲酒、運動不足、肥満、加齢などの生活習慣が糖尿病発症の要因にあります。特に、肥満は糖尿病に直接的に大きな影響を与えることは確かです。また、糖尿病は一般的に自覚症状がなく、そのまま放置していると数年から10年程度で非常に恐ろしいさまざまな病気を引き起こします。
詳しくは音源をお聞きください。
◆おすすめレシピ
「押麦入り具だくさんスープ」
≪材料2人分≫
じゃがいも 25g
キャベツ 50g
ブロッコリー 40g
人参 20g
玉ねぎ 30g
ウインナー 4本
オリーブオイル 小さじ1/2
コンソメ(粉末) 小さじ2/3
押し麦 7g
水 300ml
塩 1g
こしょう 少々
≪作り方≫
1 じゃがいも、人参、玉ねぎは皮をむき、さいの目切りにします。キャベツは、2cm角に切り、ブロッコリーは小さ目に切り、ウインナーは輪切りにします。
2 鍋を熱し、オリーブオイルを加え、じゃがいも、人参、玉ねぎ、キャベツ、ウインナーを炒めます。
3 玉ねぎが透き通ってきたら、水とコンソメを加えます。
4 押し麦を加え、アクが出たら取り除きます。火を弱めて押し麦がふっくらするまで煮込みます。
5 最後にブロッコリーを加え、軽く煮込み、塩、こしょうで味を調えます。
6 器に盛りつけて完成です。
「特定保健指導について」 《写真》 伊藤茉生保健師(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
特定保健指導は、特定健診の結果からメタボリックシンドロームかその危険があり、将来的に生活習慣病発生のリスクが高く、生活習慣改善による予防効果が多く期待できる方が、生活習慣を見直すためのサポートを受けられるというものです。
生活習慣を見直して内臓脂肪を減らすことで、高血圧、糖尿病、脂質異常症等の病気が進み、脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病の合併症等の病気に繋がっていくのを防ぐことができるよう、医師、保健師、管理栄養士等の専門的知識をもったスタッフが3か月から6か月生活習慣の改善に重点を置いたサポートをします。
詳しくは音源をお聞きください。
◆おすすめレシピ
「茄子と豚肉の青しそ重ね蒸し」
≪材料2人分≫
茄子2本 160g
豚もも薄切り肉しゃぶしゃぶ用 100g
塩 少々
酒 大さじ1
青しそ 8枚
大根おろし 適量
生姜すりおろし 適量
~タレ~
酢 大さじ2
しょうゆ 小さじ1
砂糖 小さじ1
≪作り方≫
1 茄子は、厚さ約1.5cmの斜め薄切りにします。耐熱皿に少し重なるようにして並べて、ラップをふんわりとかけて電子レンジ600wで2分加熱します。
2 豚肉は塩少々と酒をふり下味をつけます。
3 青しそは縦半分に切り、大根はおろして汁気をお好みに切っておきます。
4 茄子が温かいうちに、茄子と茄子の間に、青しそ、豚肉を挟みます。
5 酢、しょうゆ、砂糖を混ぜあわせたタレを全体に回しかけます。
6 もう一度ラップをかけて、電子レンジ600wでさらに2分程加熱し、そのまましばらくおいて予熱で火を通します。
7 器に盛り付けて、タレを適量かけて、最後に大根おろしと生姜すりおろしを添えて完成です。
「禁煙について」 《写真》 中島七恵保健師(左側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(右側)
たばこは、有害物質であり、肺がん、喉頭がん、肝臓がん、食道がんなど、あらゆる臓器のがんを引き起こす原因となります。また、タバコを吸うと、ニコチンなどの作用により血糖の上昇や脂質代謝の異常が起こりやすくなり、糖尿病などの生活習慣病にかかりやすいこともわかっています。タバコとメタボが合わさると脳卒中や心筋梗塞などのリスクが4~5倍になります。将来、このような病気にかからないためにも禁煙が不可欠です。自力で禁煙するのもよいですが、禁煙外来を受診してはいかがでしょうか。タバコに含まれる有害物質は依存性があり、禁断症状を起こすことがあります。禁煙補助薬を使うとその症状を抑えることができ、禁煙成功の確率があがります。タバコを吸っているかたは、タバコが身体に及ぼす影響についてよく考えて、ぜひ禁煙に一歩踏み出しましょう。
詳しくは音源をお聞きください。
◆おすすめレシピ
「ごぼうとパプリカの酢きんぴら」
≪材料 2人分≫
ごぼう 100g
赤パプリカ 1/4個
黄パプリカ 1/4個
しょうが 30g
ごま油 小さじ2
☆酒 小さじ1
☆砂糖 小さじ1
☆しょうゆ 小さじ2
☆酢 小さじ1
輪切り唐辛子 適量
白炒りごま 適量
≪作り方≫
1 ごぼうは皮をこそげ落とし、5cm長さの千切りにして5分程水につけます。
2 パプリカは種を取り除き、薄切りにします。生姜は汚れを取り除いて、千切りにします。 酒、砂糖、しょうゆ、酢の調味料は混ぜ合わせておきます。
3 フライパンを熱してごま油を入れ、中火で生姜を炒めます。香りがたったらごぼうを炒めます。
4 ごぼうに火が通ったら、パプリカを加えて、引き続き中火で炒めます。
5 パプリカがしんなりしたら、混ぜ合わせておいた調味料、輪切り唐辛子を加えて、汁気を飛ばすように強火で炒めます。
6 白ごまをふり、器に盛り付けて完成です。
「長野健康センターのご紹介」 《写真》 佐藤由美調整幹(左側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(右側)
長野健康センターでおこなっている健診は、大まかに分けると日帰りのドック健診、生活
習慣病予防健診、定期健診の3コースです。その他に受診者様のニーズでお選びいただけ
る、オプションの検査があります。通常の検査項目は血液検査、診察、問診、X線検査、超
音波検査等がありますが、当センターでは昨年まで実施していました負荷心電図検査に代
わり、オプション検査でしかできなかった頸動脈超音波検査を今年度のドックコースに入
れました。頸動脈超音波検査では頸部、首の動脈の血管の血液がうまく流れているかをみます。詳しくは音源をお聞きください。
◆おすすめレシピ
「イワシの梅蒲焼き」
≪材料 2人分≫
イワシ 250g
塩 適量
梅干し 1個
しょうゆ 大さじ1~2
みりん 大さじ2
小麦粉 適量
サラダ油 小さじ1
白ごま 適量
付け合せ
いんげん 60g
しそ 2枚
塩昆布 ひとつまみ
≪作り方≫
1 イワシは内臓と骨を取り除き、開きます。塩をふって5分程度おき、水分を拭き取ります。
2 梅干しは種を取り除き、包丁で細かくたたきます。細かくした梅干しとしょうゆ、みりんを合わせてタレを作ります。梅干しの塩加減によって、しょうゆを調節してください。
3 イワシに小麦粉をまぶします。熱したフライパンにサラダ油を入れて、イワシを皮目から焼いていきます。
4 イワシに火が通ったら、いったんお皿に取り出します。キッチンペーパーでフライパンの汚れをふき取り、先ほど作っておいたタレを入れてもう一度火にかけます。
5 タレがひと煮立ちしたら、イワシを戻しいれ、タレをからめます。
6 次に付け合せです。いんげんの筋をとり、茹でて冷まします。紫蘇は洗い、千切りにします。いんげんと紫蘇、塩昆布を和えます。
7 器にイワシを盛り付けて、白ごまをまぶします。付け合せを添えて完成です。
「年に一度は健診を受けましょう」 《写真》 熊谷信平医師(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
通常、病院など医療機関を受診する理由は、なんらかの症状があって、これを治してもらうことです。病院では、診察や検査が行われ、病気や怪我を診断し治療をします。
一方健診は、特定の症状がない人を診察したりや検査をしたりします。症状がなくても病気が潜んでいることは珍しくありません。健診では、受診した人が、本当に健康であるのか、また今後、特定の病気になる危険性があるのか調べます。
病気があっても症状がないことはよくあります。症状が出てから治療をしても手遅れの場合があります。最もわかりやすいのは、がんです。症状が出てから治療始めて治ることもありますが、助からないことも多くあります。例えば、膵臓のがんでは、症状が出てから病院にかかった場合、その後3年以上生きることはまずできません。糖尿病や高血圧もそうです。病気に気がつかず、治療開始が遅れると、全身の血管が悪くなり、取り返しのつかない変化がおきてしまいます。詳しくは音源をお聞きください。
◆おすすめレシピ
「グリーンピース入りおからサラダ」
≪材料 2人分 ≫
おから 150g
鞘付きグリンピース 80g
新玉ねぎ 1/4個
ハム 2枚
ゆで卵 1個
プレーンヨーグルト 大さじ1と1/2
マヨネーズ 大さじ1
カレー粉 小さじ1/2
塩 小さじ1/3
こしょう 少々
砂糖 少々
≪作り方≫
1.フライパンを中火で熱し、おからをいれてパラパラになるまで炒って冷まします。
2.グリーンピースは鞘から出します。沸騰した湯に塩を入れ、中火で2~3分茹でます。急に冷ますとしわが寄るので、茹で汁に水を細く流しながらゆっくり冷まします。
3.新玉ねぎは皮をむき、薄く切り、水にしばらくさらします。水けを切りよく絞ります。
4.ボールを用意し全ての調味料を入れて混ぜておきます。
5.ボールへさらに、1cm角に切ったハム、お好みの大きさに潰したゆで卵、おから、グリーンピース、新玉ねぎを入れ、よく混ぜ合わせます。
6.器に盛付けて完成です。
「糖尿病を予防する食生活」 《写真》金澤美緒管理栄養士(右側)と 更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
平成30年度も「みんなで進める健康づくり」では、生活習慣病やがんを予防すること、健康診断やがん検診について医師や保健師、臨床検査技師、放射線技師、健康運動指導士などの専門職より、詳しくお伝えします。皆さんが日頃からご自分や家族の健康について考えるきっかけとなれば嬉しいです。今回は生活習慣病のうち、糖尿病を予防する食生活について詳しくお伝えします。まずは糖尿病についてですが、食べ過ぎ、運動不足、肥満、ストレスや加齢などによって血糖値を下げる「インスリン」というホルモンがうまく分泌されなかったり、分泌されていても血糖値が下がりにくい病気です。
健康診断の結果で「空腹時血糖」、「ヘモグロビンA1C」といった項目が基準値より高めだったことがある方は特に食生活を見直してみましょう。
詳しくは音源をお聞きください。
◆おすすめレシピ
「キャベツとミートボールのトマト煮」
≪材料 2人分 ≫
キャベツ 100g
合いびき肉 150g
玉ねぎ 1/4個
パン粉 1/4カップ
牛乳 20cc
卵 1個
塩・こしょう 少々
サラダ油 小さじ1
水 1カップ
顆粒コンソメ 小さじ1
トマト缶(カット)200g
砂糖 小さじ1
ケチャップ 大さじ1
中濃ソース 大さじ1/2
≪作り方≫
1.玉ねぎはみじん切り、キャベツは食べやすい大きさにザク切りにします。
2.ボウルにパン粉を入れ牛乳でひたします。合いびき肉、玉ねぎ、卵、塩、コショウも加え、手でよく練り混ぜます。粘り気がでてきたら、食べやすい大きさに丸めます。
3.フライパンにサラダ油を熱し、丸めたタネを並べ、中火で転がすように全体に焼き色がつくまで焼いていきます。
4.焼き色がついたら、水、顆粒コンソメを入れて煮立てて、アクがでたら取り除きます。
5.ミートボールの上にキャベツとトマト缶をのせて、蓋をして中火で5分くらい加熱します。
6.5分ほど経ったら蓋をあけ、砂糖、ケチャップ、ソースを加え、全体を混ぜ合わせます。
7.もう一度蓋をして弱火で15分程煮込みます。
8.器に盛付けて完成です。
3月放送「生活習慣病予防 栄養編②」 《写真》 金澤美緒管理栄養士(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
生活習慣病を予防する食生活の基本は「一日三食 食べる」、「バランスを考えて 主食・主菜・副菜をそろえて食べる」、そして「腹八分目で食べる」とご紹介しました。まずはこの食生活の基本はおさえて頂きたいですね。その上で今回は、生活習慣病予防で実践したい「塩分について」ご紹介します。長野県の食塩摂取量の現状は、実は全国でトップクラスなんです。平成28年国民健康・栄養調査結果では男性は全国3位の11.8g 女性は全国1位の10.1g という結果でした。
塩分を摂りすぎると、高血圧などの生活習慣病だけでなく、腎臓病、胃がん、骨粗しょう症などの危険も高まります。
一日の食塩摂取目標量は男性8.0g、女性7.0gです。調査結果と比べると男性も女性も一日で約3g、一食あたり約1gほど減らせるとよいですね。詳しくは音源をお聞きください。
◆おすすめレシピ
「アスパラとじゃがいものチャンプルー」
≪材料 2人分 ≫
アスパラ 150g
じゃがいも 150g
卵 2個
にんじん 20g
ごま油 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
塩こしょう 少々
かつお節 ひとつかみ
≪作り方≫
1.アスパラは筋を取り、3cmの長さに切る。じゃが芋は皮をむき、いちょう切りにして600wのレンジで2分程加熱します。にんじんは皮をむき千切りにします。卵は割りほぐしておきます。
2.フライパンにごま油を熱し、じゃがいも、アスパラ、にんじんを入れ炒めます。
3.にんじんがしんなりしてきたら、しょうゆを加えて更に炒めます。
4.炒めた野菜をフライパンの脇に寄せ、空いたところに卵を入れてスクランブルエッグにしてから、全体をふんわりと混ぜ合せ、塩こしょうで味を調えます。
5.器に盛り付けてかつお節をふりかけて完成です。
2月放送「骨粗鬆症を予防しましょう」 《写真》 吉越美里臨床検査技師(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
骨の強度が低下して、骨折しやすくなる病気を骨粗鬆症と言います。50歳以上の女性では3人に1人が骨粗鬆症にかかっていると言われています。寝たきりの原因として脳卒中、老衰に次いで、第3位が骨粗鬆症による骨折であり、高齢化社会が抱える問題の1つとなっています。
女性の方がもともと骨が細いうえに、閉経によって女性ホルモンの分泌が減ってしまいますので、骨粗鬆症はとても身近な病気ですが、偏食や極端なダイエット、不規則な生活、運動不足などが骨の代謝に大きく影響を与えることから男性や若い世代にも骨粗鬆症は増えています。
骨粗鬆症は静かに進行していきますので、自覚できるほどの症状が表れるのは更年期を過ぎてからですが、背中の曲りや身長の変化を感じてきたら要注意です。
早い段階で予備軍を発見するためには骨健診の受診が有効です。
骨粗鬆症の予防のために必要なことや骨健診の内容、判定方法など詳しくは音源をお聞き下さい。
◆おすすめレシピ
「小松菜と卵の中華スープ」
≪材料 2人分 ≫
小松菜 100g
長ねぎ 30g
ハム 2枚
きくらげ(乾) 3枚
卵 1個
ごま油 小さじ1
水 400cc
鶏ガラだし 小さじ2
すりおろししょうが 小さじ1
片栗粉 小さじ2
塩・こしょう 少々
≪作り方≫
1.きくらげはぬるま湯で戻し、柔かくなったら細切りにします。小松菜は3cmの長さに、長ネギは斜めに薄切りに、ハムは5mm幅にそれぞれ切っておきます。
2.鍋にごま油を熱し、切った小松菜と長ネギ、きくらげを炒め、全体に油が回ったら水を注ぎます。
3.煮立ったらハムを加え、鶏ガラだし、すりおろししょうがを加えます。
4.片栗粉を分量外の水で溶き、煮立った鍋に回し入れとろみをつけます。
5.卵を器に割りほぐし、鍋に回し入れ、卵が浮いてきたらひと混ぜします。
6.塩、こしょうで味を調え、器に盛り付け完成です。
1月放送「女性特有のがんを予防しましょう」 《写真》 義家浩子看護師(左側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(右側)
今回は「女性特有のがんを予防しましょう」というテーマで、女性特有のがんである、乳がんと子宮がんについてお話します。乳がんは女性のがんのうち1番多く、11人に1人がなると言われています。乳がんになるピークは40歳から60才代ですが、30歳代に急激に増加しています。子宮がんは女性がんの第5位で子宮頸がんと子宮体がんがあります。子宮体がんは更年期から閉経後に多くみられますが、子宮頸がんの発症のピークは30才代で20歳代から急増しています。乳がんや子宮体がんの発症には女性ホルモンのエストロゲンが関係しています。食生活の欧米化等による栄養状態の向上などで初潮の時期が早く閉経の遅い人の増増加、女性の社会進出の増加によって、妊娠・出産の減少などで、女性ホルモンの影響を受ける時間が長くなったことが原因と言われています。子宮頸がんは主にヒトパピローマウィルス(HPV)が原因と言われています。性交渉で感染しますが、多くの場合は本人の免疫機能により排除されます。一部のがんを発症させるリスクの高いHPVが排除されず、長期間感染することがあり、数年を経て子宮頸がんを発症します。早期発見にはがん検診が重要です。
詳しくは音源をお聞き下さい。
◆おすすめレシピ
「餅のミートグラタン」
≪材料 2人分 ≫
切り餅 3個
ほうれん草 1/2束
かぼちゃ 80g
豚ひき肉 120g
にんにく 1片
玉ねぎ 1/2個
トマト缶 300g
ケチャップ 大さじ3
顆粒コンソメ 小さじ1
サラダ油 大さじ1
塩コショウ 少々
溶けるチーズ 60g
パン粉 大さじ2
バター 適量
≪作り方≫
1.ほうれん草は茹でて水気を絞り3cmの長さに切り、かぼちゃはわたを取り、一口大に切り茹でておきます。鍋にスパゲッティを茹でる用にお湯を沸かしておく。
2.ソースを作ります。にんにく、玉ねぎはそれぞれみじん切りにします。フライパンにサラダ油を熱し、にんにくを炒め、香りがたってきたら玉ねぎを加え炒めます。
3.玉ねぎがしんなりしてきたら、ひき肉を加え、色が変わってポロポロになるまで炒めます。
4.そこへトマト缶、コンソメ、ケチャップを加えて中火で加熱し、煮立ったら弱火にして、水分がある程度飛ぶまで煮込み、塩コショウで味を調えます。
5.餅は食べやすい大きさに切り、水に通して耐熱容器に並べ、600wのレンジで40秒くらい温め柔かくしておきます。
6.グラタン皿にバターをぬり、餅、かぼちゃ、ほうれん草を並べ、ソースをかけ、溶けるチーズ、パン粉を散らします。
7.オーブンまたはトースターで10分程焼きます。
8.表面がきつね色になったら完成です。
12月放送「生活習慣病を予防しましょう(運動編)」 《写真》 瀬戸山健康運動指導士(左側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(右側)
今回は「生活習慣病を予防しましょう」というテーマで、疾病を予防するためには身体活動量の増加が必要です。厚労省から出された身体活動の基準値の紹介と運動やスポーツを行うことだけでなく、日常生活の中の動きに注目して、活動的に今よりも10分・15分余計に動かすことや、ちょっとした隙間に体を動かすそのヒントをご紹介しています。
運動する時間が取れないような方でも、日々の生活の中で活発に動くように心がけ、身体活動量を増やし、生活習慣病などを予防していければ良いですね。詳しくは音源をお聞き下さい。
◆おすすめレシピ
「ブロッコリーのクリームスパゲッティ」
≪材料 2人分 ≫
スパゲッティ(乾) 200g
ブロッコリー 100g
スライスベーコン 4枚
玉ねぎ 60g
ニンニク 1片
オリーブオイル 大さじ1
牛乳 300ml
顆粒コンソメ 小さじ2
小麦粉 大さじ2
塩 少々
粗挽きこしょう 少々
≪作り方≫
1.鍋にスパゲッティを茹でる用にお湯を沸かしておく。ブロッコリーは小房に分け、茎は皮をむき、3~4cmの長さに切り、薄切りにする。ベーコンは1cm幅に切り、玉ねぎはスライスする。ニンニクはみじん切りにする。
2.お湯が沸いたらスパゲッティを鍋に入れ、表示の時間よりも1分程短く茹でておく。ゆで汁はとっておく。
3.フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにくを炒め香りが出てきたら、ブロッコリー、ベーコン、玉ねぎを炒める。
4.材料に火が通ってきたら小麦粉を少しずつ加え、だまにならないように混ぜ合わせる。
5.牛乳、コンソメ、ゆで汁を150mlほどを加え、とろみが出るまで煮る。
6.そこへパスタを入れ、塩、粗挽きこしょうで味をととのえる。
7.器に盛付けて完成。
11月放送「心の健康を守りましょう」 《写真》 村田保健師(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
こころの健康は、みなさんが毎日いきいきとした生活を送るために、とても大切だと言われています。適度な運動やバランスのとれた食事、充分な休養は、からだの健康はもちろん、こころの健康においても重要な基盤となります。さらに、充分な睡眠をとることも、ストレスと上手に向き合う上で欠かせません。適度なストレスは、やる気や作業の能率を上げたり、いきいきと生活できる要素にもなります。ですが、対処できないような大きなストレスであったり、長期間に渡り積み重なって感じるストレスは、こころとからだが耐え切れず、不調を感じたり、日常生活に支障をきたすことがあります。うつ病などの、こころの病気につながることもあります。こころの病気は、他人ごとではなく、誰もがかかる可能性のある身近な病気です。日々、ご自身をケアして、こころの健康を守っていく必要があります。詳しくは音源をお聞き下さい。
◆おすすめレシピ
「れんこんまんじゅうの甘酢あんかけ」
≪材料 2人分 ≫
れんこん 200g
えび 6尾
片栗粉 小さじ1
塩 少々
油 適宜
しめじ 70g
えのき 70g
赤パプリカ 30g
わけぎ 適量
しょうゆ 大さじ1
砂糖 大さじ1
酢 大さじ1
ケチャップ 大さじ1/2
水 200ml
片栗粉 小さじ1
≪作り方≫
1.まずれんこんまんじゅうを作る。れんこんは皮をむき、5分程酢水に漬けてから、すりおろす。
2.エビは殻をむき、背ワタをとり、粗く刻む。
3.おろしたレンコンの水気を軽くきり、エビ、片栗粉、塩を加えて、ゆるくまとまるくらいまで混ぜ合わせて俵型に成形する。
4.フライパンに少し多めに油を熱し、きつね色になるまで両面焼く。
5.あんを作る。しめじ、えのきは食べやすい大きさに切り、赤パプリカはスライスする。わけぎは飾り用に刻んでおく。
6.しょうゆ、砂糖、酢、ケチャップ、水は混ぜ合わせておく。
7.フライパンでしめじ、えのき、パプリカを軽く炒め、合わせておいた調味料を入れ、水で溶いた片栗粉でとろみをつける。
8.器にれんこんまんじゅうを盛り、あんをかけ、わけぎを散らしたら完成。
10月放送「お口の健康を予防しましょう」 《写真》 小出歯科医師(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
「お口の病気を予防しましょう」と言っても、皆さんがご存知の虫歯や歯周病といった病気だけを予防する事は、最終目的ではありません。もちろん虫歯や歯周病以外のお口の病気、例えば、あごの関節の病気や粘膜の病気などを予防することも重要となります。最終目的としては歯から「からだ全体」の健康をサポートする事です。つまり、お口の病気を予防する事で全身状態も改善し「健康で質の高い生活」を送っていただく事です。口のなかの病気が体全体、全身のいろいろな病気のもとになる事が判っています。昔は無関係と思われていた全身の病気でも、口の中の病気が関係しているという事が続々と報告されています。大切なのは歯みがきだけではなく、予防処置を歯科医院で受ける事も大事になります。さらに、歯科検診を受けてみるという事も重要です。「お口の病気の予防」で体全体も健康にという事が目標となります。詳しくは音源をお聞き下さい。
◆おすすめレシピ
「たっぷりきのこの和風サラダ」
≪材料 2人分 ≫
生しいたけ 3枚
えのき 70g
しめじ 70g
まいたけ 70g
赤パプリカ 1/4個
サニーレタス 適量
めんつゆ 大さじ1
酒 大さじ1
ごま油 大さじ1
酢 小さじ2
≪作り方≫
1.しいたけは石づきを取り、かさは4等分に(大きめなら食べやすい大きさに)切り、軸は薄切りにする。えのきは根元を落として縦半分に切り、しめじは小房に分ける。赤パプリカは種を取り、薄くスライスしておく。サニーレタスは適当な大きさにちぎって洗い、水気をきっておく。
2.切ったきのこと赤パプリカを耐熱容器に入れ、めんつゆ、酒をふりかけ600wのレンジで約3分加熱する。
3.ごま油、酢を入れて混ぜ合わせる。
4.器にサニーレタスを敷き、その上に盛り付けて完成。
9月放送「生活習慣病を予防しましょう(栄養編)」 《写真》 川上管理栄養士(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
生活習慣病には高血圧、脂質異常症、糖尿病などがありますが、これらはほとんど自覚症状がないため、気づかないうちに脳や心臓、血管にダメージが与えられ、その結果ある日突然心筋梗塞や脳卒中などの命に関わる病気を引き起こすことがあります。予防には日ごろから規則正しい食生活と適度な運動、休養を心掛け、喫煙や飲酒などに注意し、生活習慣を正しくすることが大切です。肥満だと血圧や血糖値などが上がりやすくなりますので、肥満を予防することもとても大切です。生活習慣病予防のための食生活の基本は一日三食食べる。一食に主食・主菜・副菜をそろえてバランスの良い食事を摂る。ちょうど良い量を食べるということです。自分の食生活を見直して、できることから実践していきましょう。詳しくは音源をお聞きください。
◆おすすめレシピ
「ポテトパンケーキ」
≪材料 2人分 ≫
じゃがいも 2個(約300g)
卵 2個
小麦粉 60g
砂糖 大さじ1
ベーキングパウダー 小さじ2
塩 ひとつまみ
ミックスベジタブル 60g
バター 10g
ウインナーソーセージ 4本
レタス 適宜
ミニトマト 適宜
塩、黒コショウ 少々
≪作り方≫
1.小麦粉、ベーキングパウダーを混ぜ、こし器を通してふるっておく。ウインナーは1cm幅に、レタスは洗い食べやすい大きさに切り、ミニトマトは洗いヘタを取り除く。
2.初めに生地を作る。じゃがいもは皮をむいてすりおろし、ざるに上げて水けを軽くきる。ボールに卵を割りほぐし、じゃがいも、ふるった小麦とベーキングパウダー、砂糖、塩を加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
3.フライパンにサラダ油小さじ1杯を入れ中火で熱する。生地を1/8量ずつ流し入れ、円形に広げる。こんがりと焼き色がつくまで両面を2~3分ずつ焼く。取り出して器に盛り付ける。
4.生地を焼いたフライパンにバターを中火で熱し、ミックスベジタブル、ウインナーソーセージを入れて焼き色が付くまで炒め、塩、黒こしょうをふる。
5. 炒めたミックスベジタブルとウインナーソーセージをパンケーキの上に散らす。
6. レタスとミニトマトを添えて完成。
8月放送「血管の病気を予防しましょう」 《写真》 藤井保健師(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
血管の病気は自覚症状がないまま進行していることが多くサイレントキラーとも呼ばれ、心筋梗塞や脳梗塞など突然怖い病気を引き起こします。予防のためにまずは動脈硬化を予防し血管病を引き起こさないことが大切です。そのためには健診を受けて、動脈硬化を進行させる血圧や血糖、コレステロール値を測定したり、頸動脈超音波検査や眼底検査を受けて早期発見することが大切です。
また食事や運動、禁煙、節酒など適切な生活習慣を心がけ、動脈硬化の進行を遅らせましょう。人は血管とともに老いるともいわれています。適切な生活習慣で血管を元気に維持していきいきと暮らしたいですね。詳しくは音源をお聞き下さい。
◆おすすめレシピ
「ガスパチョ風スープ」
≪材料 2人分 ≫
トマト 中1個
きゅうり 1本
赤パプリカ 1/2個
玉ねぎ 1/4個
にんにく 1/2片
酢 大さじ1
オリーブオイル 大さじ2
顆粒コンソメ 小さじ1
水 100cc
塩 少々
こしょう 少々
≪作り方≫
1.トマト、キュウリ、玉ねぎ、にんにくは皮をむきます。野菜を全てざく切りにしておく。きゅうりの皮は最後の飾り用でみじん切りにして残しておく。
2.ざく切りにした野菜と酢、オリーブオイル、顆粒コンソメ、水をミキサーにかける。
3.滑らかになるまでミキサーにかけたら、塩こしょうで味を調える。
4.器に盛り付けて、みじん切りにしておいたきゅうりの皮を飾って完成。
7月放送「生活習慣病を予防しましょう(運動編①)」 《写真》 石井健康運動指導士(左側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(右側)
今回は「生活習慣病を予防しましょう」というテーマで、長野県が目指している「健康長寿県」を実現するためには、生活習慣病など「自立した生活を送る」ために妨げになる疾病を予防することが重要であるということを知っていただきたいと思います。さらに、それらの疾病を予防するためには身体活動量の増加が必要で、いわゆる運動やスポーツを行うことだけでなく、日常生活の中の動きに注目して、活動的に今よりも10分・15分余計に動かすことでも良いのです。
運動する時間が取れないような方でも、日々の生活の中で活発に動くように心がけ、身体活動量を増やし、生活習慣病などを予防していければ良いですね。詳しくは音源をお聞き下さい。
◆おすすめレシピ
「夏野菜のキーマカレー」
≪材料 2人分 ≫
鶏ひき肉 150g
ナス 1本
ズッキーニ 1/2本
トマト 中1個
赤パプリカ 1/2個
玉ねぎ 1/2個
オリーブオイル 大さじ1
しょうが 1片
カレー粉 大さじ2
塩コショウ 少々
ごはん 適量
≪作り方≫
1.ナス、ズッキーニ、トマトはヘタを取って皮つきのまま、赤パプリカは種を除き、それぞれ1cm角に切る。玉ねぎ、しょうがは皮をむき、みじん切りにしておく。
2.フライパンにオリーブオイルを熱し、しょうがを炒める。香りが出てきたら、鶏ひき肉を炒め、色が変わってきたら、トマト以外の切った野菜を入れて焦げないようによく炒め合わせる。
3.野菜がしんなりしてきたら、トマトを加え、更に炒め合わせる。
4.カレー粉を入れ、塩コショウで味を調える。
5.器にごはんを盛り、キーマカレーを盛り付けて完成。
6月放送「疾病予防のためにタバコ、アルコールについて知りましょう」 《写真》 土屋保健師(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
喫煙は肺がんをはじめ、多くのがんの発生に影響していると言われています。また、慢性閉塞性肺疾患などの肺の病気や、動脈硬化の進行を早め、脳梗塞や心筋梗塞の原因になるともいわれています。さらに、受動喫煙により周囲の人の健康にも影響します。自力での禁煙が難しい場合は市販の禁煙ツールや、禁煙外来を利用してみてはどうでしょうか。多すぎるアルコールは、最悪の場合肝臓がんの原因になる場合もあります。他にも膵臓の病気や高血圧、糖尿病などの生活習慣病を招く危険性があります。お酒は1日2ドリンクを目安に、週に2日はアルコールを取らない日をつくるようにしましょう。空腹でアルコールを一気に飲むと、アルコールは急激に吸収されてしまいやすいため、食事と一緒に、ゆっくり飲めると良いですね。詳しくは音源をお聞き下さい。
◆おすすめレシピ
「冬瓜のあんかけ」
≪材料 2人分 ≫
冬瓜 250g
えび(殻つき) 100g
枝豆(さやつき) 60g
おろししょうが 小さじ1/2
片栗粉 小さじ1
だし汁 2カップ
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ1
≪作り方≫
1.冬瓜はわたを取り、3~4cmくらいの大きさに切って皮をむき、約10分下ゆでをし、ざるにあけておく。
2.エビは殻をむき背ワタを取り粗く刻み、枝豆は茹でてさやから出し、薄皮をむく。
3.鍋に下ゆでした冬瓜とだし汁、しょうゆ、みりんを入れて弱火で柔かくなるまで15分程煮たら、冬瓜を取りだし、器に盛り付けておく。
4.残った煮汁にエビと枝豆を加えて5分程煮て、水小さじ1で溶いた片栗粉でとろみをつけておろししょうがを加えて混ぜる。
5.器に盛り付けておいた冬瓜にあんをかけて完成。
5月放送「大腸がん・肺がんについて」 《写真》 原診療放射線技師(左側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(右側)
がんの罹患率は大腸、胃、肺の順番で多く、死亡率は肺がん、大腸がん、胃がんの順番に多くなっています。この事より、大腸・肺がんと診断された多くの方が亡くなられている事が分かります。検診は毎年受診して頂きたいと思います。
肺がんの発生部位は大きく分けて、肺の入り口と肺の奥に発生するがんの2種類が有ります。肺がん検診は胸部X線検査・喀痰検査・CT検査があります。胸部X線検査・喀痰検査には発見を得意とするがんがあります。現在は、より細かく検査できるCT検査もあります。大腸がんは、早期発見出来れば予後は良好ですが、自覚症状が少ないので進行した状態で発見されることが多いため、死亡者数が多くなっています。大腸検査は便潜血2日法があり、便を採取して検査を実施します。詳しくは音源をお聞き下さい。
◆おすすめレシピ
「鰺とアーモンドの炒め物」
≪材料 2人分 ≫
鯵 2尾
塩 少々
ピーマン 2個
赤パプリカ 1/2個
玉ねぎ 1/4個
スライスアーモンド 大さじ1
顆粒コンソメ 小さじ1/2
白ワイン(または料理酒) 大さじ1と1/2
オリーブオイル 大さじ1/2
こしょう 適宜
≪作り方≫
1.三枚おろしにした鯵を一口大に切り、塩を軽く振っておく。
2.ピーマン、赤パプリカは種を取り除き、5mm幅の細切りにする。玉ねぎは皮をむき、5mm幅に切っておく。
3.フライパンにスライスアーモンドを入れて弱火で焦がさないように炒り、きつね色になったら皿に取り出しておく。
4.フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、切った野菜類を加えて中火で炒める。野菜にサッと火を通したら皿に取り出す。
5.同じフライパンにキッチンペーパーで表面の水を拭いた鯵を入れ、焼き色がついたら裏返し、鯵の上に炒めた野菜をのせ、顆粒コンソメ、白ワイン、こしょうを加えてフタをし3分ほど蒸し焼きにする。
6.さっと野菜と鯵を混ぜ合わせてから器に盛り付け、最後にアーモンドを散らして完成。
4月放送「健診を受けて予防をしましょう」 《写真》 熊谷所長(左側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(右側)
ケンシンは2種類あります。ひとつめは、健康の健の字の健診で、病気があるのか、また今後、病気になっていく危険因子を持っているのかどうかを調べるために、診察や検査などを総合的に行うことです。ふたつめのケンシンは、検査の検の字の検診で、これは各種がん検診、結核、肝炎ウイルス、骨粗鬆症などの特定の病気にかかっているのかどうかを調べるために診察や検査を行うことです。ケンシンを受けることによって、すでに治療しなければいけない病気にかかっているかどうかわかります。またこのままでは治療しなければならない病気になってしまう状態かどうかがわかります。ケンシンを受けて予防できる病気は主に生活習慣が関わる病気です。ケンシンの目的は早期発見と早期治療になります。まずはケンシンを受けて自分の健康状態を正しく知ることが大切です。詳しくは音源をお聞きください。
◆おすすめレシピ
「菜の花とベーコンのスクランブルエッグ」
≪材料 2人分 ≫
菜の花 1/2束
ベーコン 60g
卵 2個
顆粒コンソメ 小さじ1
牛乳 大さじ1
マヨネーズ 小さじ2
砂糖 ひとつまみ
塩コショウ 少々
オリーブオイル 小さじ1
※菜の花が用意できない場合はカキ菜をご使用ください。
≪作り方≫
1.菜の花は食べやすい大きさに切り、茹でて水を切っておきます。ベーコンは1cm幅に切ります。ボウルに卵を割り、顆粒コンソメ、牛乳、マヨネーズ、砂糖を加えてよく混ぜます。
2.フライパンにオリーブオイルを熱し、菜の花とベーコンを炒め、一旦お皿に取り出しておきます。
3.菜の花、ベーコンを取り出したフライパンに調味料を加えた卵を流し入れ、かき混ぜながら炒めていき、スクランブル状にします。
4.スクランブルエッグができたら、先ほどの菜の花とベーコンをフライパンに戻し、軽く炒め合わせます。
5.塩コショウで味を調えます。
6.器に盛付けて完成です。
3月放送「事業団健康づくり教室より(栄養編)」 《写真》 事業団教室の様子
健康づくり事業団では、年に数回運動の教室と栄養の教室を開催しています。回によって内容は違いますが、今回は3月3日に行われた教室をご紹介したいと思います。厚生労働省では毎年3月1日から8日を女性の健康週間として女性の健康づくりを国民運動として展開しています。健康づくり事業団でも毎年女性の健康週間に合わせて運動と食生活、両方の面から健康づくり教室を開催しています。今年度は「女性が輝くための運動・食生活講座」と題して、運動ではリボンを使った血流を良くする運動、食生活では体の中から元気になるために血管を丈夫にする食生活のポイントをお話しました。血管を丈夫にするためには動脈硬化を防ぐために、脂質の多い食事はできるだけ控え、抗酸化力のあるビタミンA、C、Eを積極的に摂ることと減塩が大切です。具体的なポイントなどを実践して適塩を目指しましょう。詳しくは音源をお聞きください。
◆おすすめレシピ
「白菜の中華風あんかけ」
≪材料 2人分 ≫
白菜 100g
にんじん 30g
えのき 30g
かにかまぼこ 2本
干ししいたけ 2g
三つ葉 適宜
水100ml
中華スープの素 2g
塩 少々
おろししょうが 小さじ1
片栗粉 小さじ1
ごま油 小さじ1
≪作り方≫
1.白菜は食べやすい大きさに切ります。にんじんは細切りにして茹でて水気をきっておきます。えのきは2cm幅の長さに、しいたけは水で戻して薄切りにし、三つ葉は2cmの長さに切ります。カニカマは裂いて、軽く茹でて水を切っておきます。
2.鍋に水、中華スープの素、塩、おろししょうがを入れて煮立てて、白菜を入れて弱火で10分程煮ます。
3.にんじん、えのき、しいたけ、カニカマを加えて更にひと煮立ちさせ、水溶き片栗粉でとろみをつけます。
4.ごま油を加えてひと混ぜし、火を止めます。
5.器に盛り付けて、三つ葉をかざって完成です。
2月放送「骨検診について」 《写真》 町田臨床検査技師(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
骨の強度が低下して、骨折しやすくなる病気を骨粗鬆症といいます。骨粗鬆症になると、骨の中がスカスカになりちょっとしたことで骨折しやすくなってしまします。骨量は成長期に増加し40歳代でピークに達しそれ以降は減少していきます。高齢者では治りが遅いため骨折がもとで寝たきりになってしまう人も少なくありません。骨粗鬆症というと、高齢の女性がかかる病気というイメージが強いと思いますが、カルシウム不足の影響から若い世代の骨粗鬆症患者が増加しています。若いから検査を受けなくてもいいという認識を持たないことが大切です。骨健診は、骨量の減少によって骨折しやすくなる骨粗鬆症の早期発見にたいへん役立ちます。検査方法には何種類かあり、検査する部位も腰の骨、手の骨、かかとの骨などさまざまです。当事業団の巡回検診では超音波法を用いたかかとの骨の骨密度を測定しています。骨粗鬆症の原因や予防に必要なことなどは音源をお聞きください。
◆おすすめレシピ
「ブロッコリーのチャウダー」
≪材料 2人分 ≫
ブロッコリー 1/2株
じゃがいも 1個
玉ねぎ 1/4個
にんじん 1/4本
ベーコン 2枚
オリーブオイル 小さじ1
薄力粉 大さじ1
水 200ml
顆粒コンソメ 小さじ1
牛乳 100ml
塩 適量
≪作り方≫
1.ブロッコリーは小房に分け、茎の部分は薄切りにします。じゃがいも、にんじんは1cm角の角切りに、玉ねぎは薄くスライスして、ベーコンは1cm幅に切っておきます。
2.鍋にオリーブオイルを熱しベーコンを炒め、玉ねぎ、薄切りにしたブロッコリーの茎を加えてしんなりするまで炒めます。
3.薄力粉を加えて粉っぽさがなくなるまで炒めます。
水、コンソメを加え、じゃがいも、にんじんも入れ、煮立ったら弱火にしてフタをし、10分程煮ます。
4.最初に小房に分けたブロッコリーを加えて、さらに5分程煮たら、牛乳を加え、ひと煮立ちさせます。
5.塩コショウで味を調え、器に盛り付けて完成です。
1月放送「運動習慣をつけて健康寿命」 《写真》 五十嵐健康運動指導士(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
長野県は平均寿命はトップクラスで長寿県といわれていますが、寝たきりにならず日常の生活動作が自立している期間を延ばして健康長寿県を目指そうというのが、長野県の現在の目標になっています。日常動作が活発で運動なども楽しんでいる人は、運動不足の方と比較して高血圧・糖尿病・心臓病など循環器疾患やがんなどの病気になるリスクが低いことが実証されています。また、活発に動くと運動機能の低下を防ぐことがわかっていますし、認知機能の低下を防ぐことが出来るという研究も進んでいます。初めから何か運動やスポーツをやらなくてはと、思うとなかなか出来ないかもしれませんが、日常にある当たり前の動きを少しずつ活発にすることでよいのです。始まりは日常の動作を意識的に行うこと、今までよりちょっと増やすことから始めて毎日続けることが大切です。詳しくは音源をお聞き下さい。
◆おすすめレシピ
「高野豆腐のラスク」
≪材料 2人分 ≫
高野豆腐 1枚
ティーパック紅茶(ホチキスを使用していないもの) 1パック
牛乳 大さじ3
水 大さじ1
砂糖 小さじ2
スキムミルク 適宜
≪作り方≫
1.ぬるま湯に高野豆腐をつけて戻します。戻ったら両手で挟んで水気をよく絞っておきます。
2.戻した高野豆腐を巾1~2mmに薄くスライスします。約20~30枚ほどとれます。
3.耐熱容器に牛乳、水、紅茶パックを入れて、600wの電子レンジで1分ほどラップをせずに温めます。この時ふきこぼれないように気をつけます。加熱できたらボウルなどに移し、紅茶パックを箸などを利用してよく絞り、濃い紅茶液を出します。このミルクティーが温かいうちに砂糖を加えて溶かしておきます。
4.ミルクティーにスライスした高野豆腐を入れて、よく吸わせておきます。
5.150度にオーブンを余熱しておきます。天板にクッキングシートなどを敷き、その上に高野豆腐を並べ、上からスキムミルクを薄く振りかけ、オーブンで15分ほど焼き、一度オーブンから天板を出して高野豆腐を裏返し、更に10~15分焼いてできあがりです。(焼き時間は目安ですので、高野豆腐の厚さによって調整してください)
12月放送「お口の健康と認知症予防」 《写真》 樋口歯科衛生士(左側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(右側)
歯の機能には 食べ物をかむ、発音を助ける、顔の形を整える、健康を助けるなどありますが最も重要な働きは「食べ物をかむ」ことです。
かむときに使う筋肉に「側頭筋」があり、かむたびにこの筋肉が動くことで血流が良くなり脳に刺激を与え認知症予防に繋がります。
また、歯の根の周りにある「歯根膜」は、かむことで刺激されその刺激は脳の記憶や思考をつかさどる部分につながり認知機能を左右することもわかっています。
つまり、食べ物をしっかり咀嚼し、自分の歯をたくさん残すことが認知症予防に繋がります。詳しいことは音源をお聞き下さい。
◆おすすめレシピ
「小松菜と春雨の炒め煮」
≪材料 2人分 ≫
小松菜 100g
春雨(乾燥) 50g
ひき肉 40g
にんじん 30g
しめじ 40g
干しシイタケ 2枚
ごま油 小さじ1
水 150cc
顆粒鶏ガラだし 小さじ1
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ1
酒 大さじ1
≪作り方≫
1.春雨はぬるま湯で固めに戻し、食べやすい長さに切ります。
2.野菜は良く洗い、小松菜は3cm幅のざく切りに、にんじんはせん切りにします。干しシイタケは水で戻しスライスし、しめじは食べやすい大きさに裂いておきます。
3.水、顆粒鶏ガラだし、しょうゆ、砂糖、酒は混ぜ合わせておきます。
4.フライパンにごま油を熱し、ひき肉を炒めます。色が変わっていたら、小松菜、にんじん、しいたけ、しめじを入れて炒め合わせます。
5.全体に炒め合わさったら春雨を入れ、軽く炒めます。
6.混ぜ合わせておいた調味料を入れ、煮汁がなくなるまで煮ます。
7.器に盛付けて完成です。
11月放送「糖尿病予防で健康寿命」 《写真》 渡辺保健師(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
2012年の厚生労働省の調査では、日本の糖尿病患者数とその予備軍をあわせると2050万人にのぼり、5人に1人が該当します。糖尿病は、その人の体質に加えて、肥満や過食、運動不足やストレスなどが原因と言われていますが、症状に気がつかない人が多く、知らない間に大きな合併症を引き起こすおそれがあります。今日は糖尿病の予防方法を三つお話します。一つ目は健診を受けること、二つ目は食事に気をつけること、三つ目は意識的に体を動かすことです。詳しくは音源をお聞きください。
◆おすすめレシピ
「さつまいもグラタン」
≪材料 2人分 ≫
さつまいも 1本
玉ねぎ 1/2個
ベーコン 30g
牛乳 80cc
塩コショウ 少々
オリーブオイル 小さじ1
溶けるチーズ 適量
ドライパセリ 適量
≪作り方≫
1.玉ねぎはみじん切りに、ベーコンは1cm幅に切ります。
2.さつまいもは縦半分に切り、ラップをして600wのレンジで5分程加熱します。さつまいもが長ければ、横半分にも切ります。
3.さつまいもが柔かくなったら、中身を1cmくらいの厚さを残してスプーンでくり抜きます。くり抜いた中身を牛乳を加えて、よく潰します。くり抜き終わったさつまいもは後で器として使います。
4.フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎ、ベーコンを炒めます。玉ねぎがしんなりしてきたら、塩コショウで味をつけます。
5.潰したさつまいもに、炒めた玉ねぎとベーコンを混ぜ合わせ、さつまいもの器に詰めます。
6.そこへ溶けるチーズをのせトースターでこんがりとするまで焼きます。
7.パセリをちらして器に盛付けて完成です。
10月放送「事業団教室より(運動編)」 《写真》 チャレンジ体操教室の様子
長野県健康づくり事業団では、年間を通じて健康づくりの教室を開催していります。健康づくり教室では運動講座・栄養講座、両方あわせた講座で健康づくりに取り組むための講座を計画・開催しております。テーマはそれぞれ違いますが、今回の教室は「しっかり体を動かす」ことを目的としています。
毎日自分の体と向き合って、しっかり体を動かすこと、その積み重ねが、ロコモティブシンドローム予防、介護予防、健康寿命の延伸へとつながります。
運動の教室では実践編として実際に動いて、具体的な動きのアドバイスなども行っています。今回の運動教室の内容や様子、参加者の声など詳しくは音源をお聞きください。
※この内容は10月に放送されたもので、音源内で募集している教室の募集は終了しています。他にも開催予定の教室がございます。詳しくはお問い合わせください。
9月放送「食事で健康寿命(適塩で元気に)」 《写真》 川上管理栄養士(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
健康寿命というのは「健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間」です。長野県の平均寿命は男女とも全国で1位ですが、健康寿命を見てみると、男性が6位、女性は17位になってしまっています。健康寿命を延ばすためには、日々の食生活もとても重要になってきます。特に塩分の摂り過ぎは高血圧を招き、脳血管疾患や心疾患などを引き起こすリスクを高めます。寝たきりになる原因の半分は脳血管疾患が占めています。18歳以上の食塩摂取量の目標量は男性が8g、女性が7gになっています。しかし長野県の調査によると県民の約9割が食塩摂取量の目標量よりも多くとっている傾向にあります。元気に長生きするためには、日々の食生活の中で小さいことでもできることから適塩を心がけることが大切になります。
詳しくは音源をお聞き下さい。
◆おすすめレシピ
「鮭ときのこの和風スパゲッティ―」
≪材料 2人分 ≫
生鮭 2切れ
しめじ 20g
エリンギ 30g
まいたけ 30g
わけぎ 10g
きざみのり 適宜
大根 200g
スパゲッティー(乾) 200g
めんつゆ 200ml
サラダ油 大さじ2
水 50ml
塩 ひとつまみ
削り節 適宜
塩・こしょう 適宜
≪作り方≫
1.わけぎは小口切りにし、水で洗いザルにあげて水気を切っておきます。大根は皮をむき、大根おろしにして軽く水気を絞っておきます。
2.しめじは石づきをとり小分けにし、まいたけも一口大に分けてます。エリンギは下の部分を切り落とし、縦に細かく裂いておきます。
3.生鮭は一口大に切り分け軽く塩・こしょうをします。
4.なべに多目の水を入れ(分量外の)塩を加えて火にかけます。沸騰したらスパゲッティーを入れてアルデンテになるまでゆでます。
5.フライパンにサラダ油大さじ1を入れて熱し、生鮭を中火で両面焼を焼きます。鮭に火が通ったら一度皿に出し、サラダ油大さじ1を足し、油が温まったらしめじ・エリンギ・まいたけを加えて炒めます。
6.きのこ類に火が通ったら、茹で上がり水気を切ったスパゲッティーと鮭をフライパンに戻してさっと和えます。そこへ水50mlとめんつゆ、大根おろし、削り節を加えてしっかり混ぜ合わせて皿に盛りつけます。
7.スパゲッティーの上にわけぎときざみのりをのせて完成です。
月放送「女性特有のがん(子宮がん)について」 《写真》 多羅澤看護師(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
子宮頸がんは女性特有のがんとしては、乳がんに次いで罹患率が高く、特に20~30代のがんでは第1位となっています。日本では年間約8500人が発症し、約2500人が死亡しています。また、たとえ死亡に至らなくても、ごく初期のがんを除いては子宮全摘が施行され、その場合は妊娠や出産ができなくなることはもちろん、排尿障害などの後遺症やQOL(生活の質)低下に悩まされることもあります。これから結婚や出産を迎える年代の女性や幼い子供を持つ母親にとって深刻な問題です。遺伝とは関係なく、女性なら誰でもかかる可能性のある病気です。そこで重要となるのががん検診です。特に進行していない初期の段階で発見し適切な治療を行うことで、非常に高い確率で治癒します。詳しい内容は音源をお聞き下さい。
◆おすすめレシピ
「セロリとトマトのスープ」 ~野菜のうま味がたっぷりのスープ~
≪材料 2人分 ≫
セロリ 1/2本
トマト 1/2個
玉ねぎ 1/2個
ベーコン 2枚
オリーブオイル 小さじ1
水 300ml
顆粒コンソメ 小さじ2
塩 少々
こしょう 少々
≪作り方≫
1.セロリは茎の部分は筋を取って5mm幅に切り、葉の部分は食べやすい大きさに切ります。トマトはヘタと種の部分を除き1cm角のサイコロ状に、玉ねぎはスライスします。ベーコンは1cm幅に切ります。
2.鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎ・ベーコンを炒めます。たまねぎがしんなりしてきたら、セロリ・トマトを加え軽く炒めます。
3.そこへ水を入れ、煮立ったらコンソメを加えて更にひと煮立ちさせます。
4.塩・こしょうで味を調えます。
5.器に盛付けて完成です。
7月放送「マンモグラフィー検査について」 《写真》 村山診療放射線技師(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
乳がんとは、乳房の中にある乳管または小葉にできる悪性の腫瘍のことです。乳管や小葉でとどまっている場合は、「非浸潤がん」、がんが基底膜を破り周りの組織に広がると「浸潤がん」となります。また、乳頭部に湿疹ができる「パジェット病」や乳房が赤くなる「炎症性乳がん」もあります。日本では、現在12人に1人が乳がんに罹ると言われており、女性が罹るがんの中で1位となっています。乳がんは30歳代から増え始め、40歳代後半から50歳代前半にピークがある、比較的若い世代に多いがんというのが特徴です。ただ、近年は60歳代以上の閉経後の方にも増えています。早期に発見することにより生存率も高くなりますし、その後の生活の質もあまり低下せずにすみます。詳しくは音源をお聞きください。
◆おすすめレシピ
「なすとささみの香味丼」 ~香味野菜で食欲増進!暑い季節にぴったりな1品~
≪材料 2人分 ≫
ナス 2本
鶏ささみ 2本
オクラ 2本
酒 大さじ1
塩 少々
ネギ 1/2本
しょうが 1/2片
みょうが 2個
大葉 3枚
砂糖 小さじ1
酢 大さじ1
しょうゆ 大さじ2
ごま油 大さじ1
ごはん 適量
≪作り方≫
1.ナスはヘタを取り5mm幅の半月切りにし、オクラは茹でて5mm幅に切ります。ネギ、しょうが、みょうがはみじん切りにし、大葉はせん切りに切ります。
2.ナスを耐熱容器に並べてラップをかけ、600wのレンジで3分加熱します。
3.鶏ささみは筋をとり、酒、塩をふってラップをし600wのレンジで2~3分加熱します。粗熱がとれたら、一口大に手で裂きます。
4.砂糖、酢、しょうゆ、ごま油を混ぜ合わせてタレを作ります。
5.ボウルにナス、オクラ、鶏ささみ、ネギ、しょうが、みょうが、タレを入れて混ぜ合わせます。
6.器に盛ったごはんの上に具をのせ、大葉を散らして完成です。
6月放送「胃がんについて」 《写真》 山田診療放射線技師(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
胃がんとは、胃の壁、粘膜と言いますがそこにできる悪性の腫瘍のことを言います。放置しておけば、胃の壁の深いところまで広がっていき、やがては死亡してしまう病気です。胃がんは、早い段階で自覚症状が出ることは少なく、かなり進行しても無症状の場合がありますので、ご自分では気が付きにくいという特徴があります。
ですが、定期的に胃がん検診を受けていただくことで、早期に発見し治療により治癒が可能な病気でもあります。胃がん検診の目的は、胃がんを早期に発見し早期に治療を行うことで、胃がんによる死亡を減少させることです。がんが早期で発見された場合と、進行した状態で発見された場合では、治療後の生存率に大きな差がでてしまうため、早期発見、早期治療が大切になってきます。詳しくは音源をお聞きください。
◆おすすめレシピ
「夏野菜のトマト煮」 ~たくさんの夏野菜とトマトの酸味で食欲が増す1品~
≪材料 2人分 ≫
ズッキーニ 100g
赤パプリカ 60g
黄パプリカ 60g
なす 60g
玉ねぎ 100g
オリーブオイル 大さじ1
にんにく 1片
ホールトマト缶 200g
顆粒コンソメ 小さじ1
塩 少々
こしょう 少々
≪作り方≫
1.ズッキーニ、なすは半月切りに、パプリカは乱切りにします。玉ねぎは2cm角に切り、にんにくはみじん切りにします。
2.フライパンまたは鍋にオリーブオイルを熱し、にんにくを炒めます。にんにくの香りがたってきたら、玉ねぎ、ズッキーニ、なすを入れ、しんなりするまで炒めます。そこへパプリカも入れてサッと炒めます。
3.ホールトマトを粗く潰して、野菜を炒めたフライパンに汁ごと加えます。顆粒コンソメも加えサッと混ぜ合わせフタをして弱火で10分程煮込みます。汁気が足りなくなってきたら分量外の水を加えてください。
4.10分程たったらフタを取り軽く混ぜ、塩、こしょうで味を調えます。
5.器に盛りつけて完成です。
5月放送「健診を受けて自分の体を知り、健康づくりをすすめましょう」 《写真》 熊谷所長(右側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
健診を受けると老化するからだの状況に合わせて生活習慣を改めることにより、病気になることを防いだり、遅らせたりすることができます。そしてより長く健康な状態で人生を送ることができます。『ケンシン』の目的のひとつはまず自分のからだの状態を知ること、そして生活習慣を振り返り改善するきっかけにすること、もうひとつは病気を早期に発見し、早期治療につなげることです。
詳しい内容や長野健康センターの特徴、受けられる健診については音源をお聞き下さい。
◆おすすめレシピ
「たけのことにらの豆腐つくね」 ~旬のたけのこの食感が楽しめるヘルシーな一品~
≪材料 2人分 ≫
鶏ひき肉 100g
塩 ひとつまみ
木綿豆腐 100g
玉ねぎ 1/4個
水煮たけのこ 50g
にら 1/2束
すりおろししょうが 小さじ1
片栗粉 大さじ2
サラダ油 小さじ2
みりん 大さじ1
オイスターソース 大さじ1
しょうゆ 大さじ1/2
≪作り方≫
1 木綿豆腐はキッチンペーパー2枚でくるんでレンジ600wで 2分加熱します。新しいキッチンペーパー2枚で包み直して出てきた水分をとります。
2 玉ねぎはすりおろして、たけのこ、にらはみじん切りにします。
3 ボウルに鶏ひき肉と塩を加えて、粘りが出るまでこねます。 粘りが出たら水を切った豆腐、すりおろした玉ねぎ、たけのこ、にら、しょうが、片栗粉を加えてさらに粘りが出るまでよくこねます。
4 10等分にし、3~4cmくらいの円形に丸めます。
5 フライパンにサラダ油を中火で熱し、両面を3分くらいずつ焼き目がつくまで焼きます。
6 一旦火を弱めて、みりん、オイスターソース、しょうゆを加えます。再び中火にして照りが出るまで煮詰めて絡めます
7 器に盛付けて完成です。
4月放送「禁煙で健康長寿」 《写真》 更北有線放送アナウンサーの小林さん(右側)と町田保健師(左側)
たばこは肺がんをはじめ食道がん、膵臓がん、胃がん、大腸がん、膀胱がん、乳がん…など多くのがんに関連しています。たばこを吸う人は吸わない人に比べがんになるリスクが1.5倍高まることもわかっています。その他にも、慢性閉塞性肺疾患、脳梗塞、心筋梗塞、胃・十二指腸潰瘍や糖尿病の悪化にも大きくかかわっています。さらには歯周病の原因と関係があるという報告もあります。20歳までに喫煙を開始した人の余命は、喫煙しない人に比べ、男性で8年、女性で10年寿命が縮まるというような研究結果もあり、禁煙は健康寿命を延ばすのに有効な方法の一つです。たばこは百害あって一利なしです。一人では禁煙するのが不安な時は、専門家のサポートを受けるのも一つです。
詳しい内容は音源をお聞き下さい。
◆おすすめレシピ
「春野菜のスパニッシュオムレツ」 ~春が旬の野菜を使った彩り鮮やかな1品~
≪材料 2人分 ≫
新じゃがいも 80g
新玉ねぎ 90g
アスパラ 3本
にんじん 50g
キャベツ 20g
ミニトマト 2個
ベーコン 20g
オリーブオイル 大さじ1
卵 2個
顆粒コンソメ 5g
マヨネーズ 大さじ1
溶けるチーズ 15g
≪作り方≫
1 野菜を切ります。じゃがいも、にんじんはサイコロ状に、玉ねぎはみじん切りに、アスパラは斜めにスライスし、キャベツ、ベーコンは1センチ幅に切ります。トマトは1/4に切ります。
2 フライパンにオリーブオイルを熱し、ベーコン、じゃがいも、にんじんを入れてよく炒め、たまねぎ、アスパラも入れて更に炒めます。野菜がしんなりしてきたら、お皿に移し、粗熱をとっておきます。(このフライパンはあとで使うのでそのままに)
3 ボウルに卵を割り入れ、顆粒コンソメ、マヨネーズ、溶けるチーズを入れてしっかり混ぜ合わせておきます。
4 卵液に炒めた野菜、ミニトマトを入れ、混ぜ合わせます。
5 野菜を炒めたフライパンを温めなおし、野菜を混ぜた卵液を流し込みます。
6 箸でグルグルと4、5回かき混ぜ、弱火にしたら蓋をして、5~8分蒸し焼きにします。
7 食べやすい大きさに切り分け、器に盛付けて完成です。
3月放送「運動からの健康づくり」 《写真》 更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)と五十嵐健康運動指導士(右側)
健診を受けると老化するからだの状況に合わせて生活習慣を改めることにより、病気になることを防いだり、遅らせたりすることができます。そしてより長く健康な状態で人生を送ることができます。ケンシンの目的のひとつはまず自分のからだの状態を知ること、そして生活習慣を振り返り改善するきっかけにすること、もうひとつは病気を早期に発見し、早期治療につなげることです。
詳しい内容や長野健康センターの特徴、受けられる健診については音源をお聞き下さい。
◆おすすめレシピ
「キャベツとしらすの和風パスタ」 ~春が旬 甘みの増したキャベツとしらすを使った1品~
≪材料 2人分 ≫
スパゲッティ(乾) 200g
キャベツ 100g
釜揚げしらす 50g
玉ねぎ 80g
ベーコン 20g
にんにく 1片
バター 20g
しょうゆ 大さじ2
顆粒和風だし 小さじ1
塩 少々
コショウ 少々
海苔 適量
《作り方》
1 にんにくをみじん切りにします。野菜はよく洗い、キャベツは一口サイズのざく切りに、玉ねぎは薄切りにします。ベーコンは1cm幅に切ります。
2 たっぷりのお湯を沸騰させます。そこに塩を入れスパゲッティをお好みの固さに茹でます。
茹であがったらよく湯切をしておきます。
3 フライパンに半量のバターを入れて熱し、バターが溶けたら弱火にしてニンニクを入れ炒めます。ニンニクの香りがたってきたら、ベーコン、玉ねぎ、キャベツを入れて中火で炒めます。
4 野菜がしんなりしてきたら、しょうゆ、顆粒和風だしを入れさらに炒めます。全体に味が絡んだら塩、コショウで味を調えます。
5 そこへ茹であがったパスタを加え、残りのバターと一緒に混ぜ合わせます。全体に混ざったらしらすも入れて更に混ぜます。
6 器に盛って、海苔を散らして完成です。
2月放送「骨検診について」 《写真》 丸山節子臨床検査技師(左側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(右側)
骨粗鬆症とは、骨の量いわゆる骨量が過度に減少したり、骨の強度が低下し、骨折しやすくなる全身的な骨の疾患です。部位によっては高齢者では要介護の寝たきりの原因となってしまい、生活機能を低下させてしまうこともあります。患者数は現在1,280万人と言われています。
骨量は男女とも20歳頃に最大となり40歳代半ばまでほぼ一定に維持されています。その後緩やかに減少しますが、男性では70歳代以降、女性では閉経前後数年間に骨量は急速に減少してきます。骨量の減少の原因の一つとして20歳代までの骨の獲得量が少ないことが挙げられます。
骨粗鬆症の予備軍が早期に発見されるためには、骨量を測定する骨健診の受診をお勧めします。
骨量の減少のその他の原因や予防のために必要なこと、骨健診の内容や判定方法など詳しくは音源をお聞き下さい。
◆おすすめレシピ
「さわらの野菜あんかけ」 ~春が旬のさわらを野菜がたっぷりのあんかけで~
≪材料 2人分 ≫
さわら 2切れ
酒 大さじ1
塩 少々
小麦粉 大さじ2
サラダ油 大さじ1
にんじん 20g
ピーマン 20g
玉ねぎ 50g
しいたけ 20g
水菜 1株
しょうゆ 小さじ1
酢 大さじ2
顆粒鶏ガラだし 小さじ1
砂糖 大さじ1/2
水 200ml
片栗粉 小さじ2
<作り方>
1 さわらは酒と塩で下味をつけておきます。
2 野菜は良く洗い、にんじんはせん切りに、ピーマン、玉ねぎ、しいたけは薄くスライスします。水菜は3センチ幅に切ります。
3 水を入れた鍋に人参を入れ中火にかけます。煮立ったら、ピーマン、玉ねぎ、しいたけを
入れ、顆粒鶏ガラだし、砂糖、しょうゆ、酢を入れ味付けをします。もう一度煮立ったら、火を弱め水菜を入れます。
4 片栗粉を倍量の水で溶き、鍋に回し入れ、とろみをつけます。
5 下味をつけたさわらに小麦粉をまぶし、サラダ油を熱したフライパンでこんがりするまで焼きます。
6 器に焼いたさわらを盛り、野菜あんをかけたら完成です。
1月放送「ストレスについて」 《写真》 町田なつ美保健師(左側)と更北有線放送アナウンサーの小林さん(左側)
「ストレス」は嫌なことや辛いこと等マイナスなイメージをもたれる方が多いのではないかと思いますが、ストレスはとても身近なもので、誰しもが感じているものです。
日常生活の中にはストレスの原因がたくさんあり、ストレスはすべてが有害ではなく、私たちにとって良い影響を与えてくれるストレスもあります。
今回は、そんなストレスのお話と、ストレスで体調を崩さないためのアドバイスをご紹介しています。詳しくは音源をお聞き下さい。
◆おすすめレシピ
「あさりと白菜の和風チャウダー」 ~うま味がたっぷりの体の温まるスープ~
≪材料 2人分 ≫
あさり(水煮) 50g
白菜 大きめのもの1~2枚
ベーコン 1枚
玉ねぎ 1/4個
バター 10g
小麦粉 小さじ1
水 150ml
白みそ 小さじ2
塩、粗挽きこしょう 適量
牛乳 200ml
<作り方>
1 白菜は良く洗い、縦半分に切り、1cm幅に切ります。玉ねぎは粗いみじん切りにし、ベーコンは1cm幅に切ります。あさりは水気をきっておきます。
2 鍋にバターを入れ熱し、ベーコン、玉ねぎ、白菜の芯の部分を炒め玉ねぎが透明になったら小麦粉を加え、さらに炒めます。
3 小麦粉が全体に混ざったら、水を入れ、アサリも加えてひと煮立ちさせます。ひと煮立ち
したらアクをとります。
4 3に白菜の葉を加え、火を弱めてから白みそを溶かし、牛乳を加えて煮ます。煮立ったら塩、コショウで味を調えます。
5 器に盛付けて完成です。