大腸がんは、食生活の変化、高齢人口の増加に伴い確実に増加しています。
便は大腸の病気を知らせてくれる大切なお便りです。
トイレに流してしまう前に受診してみませんか?
大腸がんの早期発見のためには、自覚症状がなくても毎年、定期的に検診を受けることが大切です。
一般的な健診(検診)の流れのご案内はこちらのページでご確認いただけます。
専用の容器に採便し提出するだけの簡単な検査ですが、有効性が高く評価され、大腸がん対策の基本とされる検査法です。
便に肉眼では判別出来ないほどわずかな量で血液が混じっていることがあります。これを潜血と言います。便に血が混じるということは、大腸などの消化器管のどこからか出血しているということですが、どこから出血していて何が原因なのかまではこの検査では分かりません。がんや痔、良性のポリープ、薬やストレス等の刺激物で腸が傷ついて出血する場合もあるため、出血原因の特定と治療方法をきめるためにも精密検査が必要です。
この検査で陽性になったら、必ず医療機関において精密検査を受けましょう。
実施間隔 | 年に1回 |
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対象者 | 40歳以上 |
基本健診(検診)内容 |
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健診(検診)で見つかる病気 | 大腸がん 大腸ポリープ クローン病 潰瘍性大腸炎 |
健診(検診)を受ける時の注意 | 1.検体を提出できない方 ・大腸の病気治療中の方、または出血等の自覚症状のある方 ・生理中の方 ・痔の方 2.ご注意いただくこと ・2日法を受診される方はできるだけ2本提出してください。どうしても1本しか採便できないときは、同じ便から場所を変えて、2本採便してください。また、反対に1本の容器に2日分はとらないでください。 ・なるべく新しい便を提出してください。 ・胃のバリウム検査を受診された後に採便される方は、白い便が出なくなってから採便してください。 3.採便後の検体保管について ・採便後はすぐに検体を冷暗所又は冷蔵で保存し、おおむね3日以内に提出してください。 ・長時間高温にさらされた場合、検体が劣化して正しい結果が得られなくなる場合があります。 4.検体提出時にご注意いただくこと ・ご家族など、他の人の検体と混ざらないよう提出前にご確認ください。 5.検査の結果『精密検査が必要』となった方 ・必ず精密検査を受診し、今回の検診が無駄にならないようにしましょう! 精密検査で病変の有無がはっきりします。 ・便潜血検査での再検査は精密検査とはなりません。ご注意ください。 ・精密検査の受けられる医療機関がおわかりにならない場合は、市町村・事業所の検診担当者様におたずねください。 ・この検査は、出血を伴わない病変は検出できません。検診の結果、異常なしとされた方でも自覚症状のある方は速やかに医療機関にご相談ください。 |
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