肺がん罹患率は40代後半から増加し、高齢ほど高くなっています。
肺がんのリスク要因は喫煙が考えられます。
また男性のほうが女性の3~4倍も高く、がんで亡くなる原因の
第1位(男性)、第2位(女性)となっています。
事業団では、市町村、事業所、学校、社会福祉施設等を対象に胸部X線撮影を実施しています。また、施設に入所されているご高齢の方などに受診していただきやすいよう、ストレッチャー対応リフト付胸部検診車を整備しバリアフリーにも積極的に取り組んでいます。
マルチスライスCTを用いた低線量肺がんCT検診を実施しています。CT検診はレントゲンに比べて画像が鮮明で、病変部分の状態や様子をしっかりと確認出来るというメリットがあります。
朝一番の「たん」を、次の方法で3日間とってください。
①口の中をきれいにするために2~3回ゆすいでください。
②容器の外ブタを開けて銀色のシールを全部はがしてください。
③広口用紙を広げて、容器にセットすると「たん」がうまく容器に入ります。
④深呼吸をし、強くせきをして「たん」を容器に入れてください。
④1個の容器に3日分の「たん」を入れてください。
⑤容器のラベルに「たん」をとった月日と名前を書いてください。
⑥提出日まで冷暗所(冷蔵庫)に保管してください。
肺を5ミリ間隔で60~70枚の輪切り写真を撮影します。
放射線科、呼吸器科等の専門医が、過去の画像(過去に事業団の肺がんCT検診を受診された方)との比較を行い、大変精度の高い読影を行っています。
一般的な健診(検診)の流れのご案内はこちらのページでご確認いただけます。
事業団では、検診車で市町村・事業所へ伺い、肺がん検診を行っています。
対象者 | 40歳以上 喀痰細胞診は50歳以上で喫煙指数600以上の方が該当の目安となります |
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基本健診(検診)内容 |
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健診(検診)で見つかる病気 | 肺がん 結核 肺炎 肺気腫 肺気胸 など |
健診(検診)を受ける時の注意 | 1.胸部X線検査及びCT撮影の飲食について ・食事の制限はありません。 2.胸部X線検査及びCT撮影が受けられない方 ・胃部バリウム検査の受診から、一週間以上未満の方 ・妊娠または妊娠していると思われる方 3.胸部X線検査時の服装 レントゲン撮影時の服装について(お願い) ①胸部X線検査 ・検診は 襟(えり)、ボタン、 刺繍(ししゅう)、金具等のない薄いTシャツなど(1枚)で受けてください。 ・長い髪の毛は上のほうに束ねてください。 ・金具の付いた下着(ブラジャー)は外してください。 ・湿布,カイロ,磁気絆創膏ははがしてください。 ・ネックレス(磁気、スポーツ用も含む)、マグネループ、イヤリング等のアクセサリーは外してください。 ②低線量肺がんCT撮影 ・金具等のない衣服であれば脱いでいただく必要はありません。 ・金具の付いた下着(ブラジャー)は外してください。 ・カイロ,磁気絆創膏ははがしてください。 ・ネックレス等のアクセサリーは外してください。 4.検査にあたって ①胸部X線検査 ②喀痰細胞診 ・痰は寝ている間に気管支に溜まりやすいので、朝1番は溜まった痰のほうが1度に取れて効率的です。痰が出にくい場合は1度唾液を飲み込んで深呼吸をすると、痰が出やすくなります。 ・食後のほうが痰が出やすい人などもいますので、実際はいつ採取しても構いませんが、食べかすが痰に混ざると、悪性細胞と鑑別が困難となるため、口をきれいにすすぐことは忘れないようにしましょう。 ・採取後は、容器を軽く転倒混和し、強く振らないでください。 ③低線量肺がんCT撮影 ・撮影のため、15秒程度息を止めていただきます。 5.検査の結果『精密検査が必要』となった方 ・精密検査となった方は、必ず精密検査実施医療機関で精密検査を受けてください。 |
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