腫瘍マーカー(CEA,CA19-9)

〇CEA
食道、胃、直腸等の消化器系の腫瘍マーカーとして広く用いられていますが、他の臓器のがんや、肝硬変・胃腸炎・肝炎などでも高値となるため、CEA検査だけではがんの特定はできません。高齢者や喫煙者でも若干高い値を示す傾向にあります。

《高いときの主な疾患》
 消化器系のがん

〇CA19-9
消化器系の腫瘍マーカーで、特にすい臓がん・胆道がん・肝がんなどのがん細胞があるとき上昇します。他の臓器のがんや胆石・肝炎などを発症している場合でも数値が高くなるので、CA19-9検査だけではがんの特定はできません。

《高いときの主な疾患》
 消化器系のがん